【認知症予防】50代から始めるオススメの趣味3選
高齢化が進む日本。2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると予測され、誰がなってもおかしくありません。
認知症は早い時期からの予防が肝心。趣味を持つことは、予防に大いに役立ちます。
50代で新しい趣味なんて・・・と思っていませんか。
今だからこそ始めるべき。趣味を楽しみ、認知症予防もできたら一石二鳥。趣味によってあなたの人生はいきいきと輝きます。
有酸素運動ウォーキングのすすめ 〜身体的機能を高めよう!〜
有酸素運動は脳内の血流が増加し、脳の活動が活発になります。
認知症予防だけではなく、ダイエットや体質改善にも役立ちます。有酸素運動といえば、水泳、ジョギング、ウォーキング、サイクリングなど。
この中でおすすめしたいのが、ウォーキングです。
体への負担も少なく、道具もシューズぐらいで気軽に始められます。
四季の変化を感じながら、お気に入りのコースを一人で楽しむのもいいですし、家族や友達と一緒に、おしゃべりしながらも楽しいでしょう。ストレス解消にも効果ありです。
では、どのくらいの頻度で始めればいいのでしょうか。
50代は若い頃と比べ、体力は落ちています。
疲れが残ったり、けがをしては意味がありません。まずは週3回、1回に20分から30分のペースで始めましょう。ウォーキングは散歩とは違います。
ポイントは4つ。
【1】猫背に気をつけ姿勢を良くする
【2】腕をしっかり振る
【3】大きく歩く
【4】つま先で蹴って踵で着地する。
ポイントを押さえて歩くことが大切です。
ウォーキングは様々な理由でモチベーションが下がり、やめてしまう人が多いのも事実です。
それを防ぐためには、ウォーキングのコースをいくつか決めておき、飽きないようにするとよいでしょう。
アプリの活用もおすすめです。
歩数計や消費カロリー計算だけではなく、歩いた歩数によってポイントがたまるものもあります。
アプリを利用し、ゲーム感覚でやるのもいいでしょう。
長く続けられる工夫をしてみましょう。
ピアノにチャレンジ 〜指先を使って、脳を活性化しよう!〜
音楽を聴くのが好き、カラオケで歌うのが好きという人は多いでしょう。
聴いたり、歌ったりするだけではなく、好きな曲を自分で弾けたら、もっと楽しいと思いませんか。
ピアノは鍵盤を押すだけで音が出るので、ドレミの場所さえ覚えれば、思ったより簡単に弾ける楽器です。
指先を使い、左右異なる手の動きをするので、脳を大いに刺激します。
また、楽譜を見たり覚えたりすることは、記憶力の向上に役立つでしょう。
電子ピアノであれば、3万円ぐらいから購入できますし、コンパクトなものや画面に楽譜と鍵盤が表示され演奏をサポートしてくれるもの、鍵盤自体が光ってそのとおりに押せば演奏できるものなど様々。
また、最近はピアノが学べる動画や通信講座などもあります。
ただ、全くの初心者が始めるには、多少問題が・・・。
音符が読めない、弾き方がわからない、両手で弾けないなどの壁にぶつかって、挫折してしまうことも。
やはり、教室に通って先生から直接習った方が、正しい弾き方をマスターできるし、上達が速いのも事実。
月謝は初心者コースであれば、月に3〜4回のレッスンで6,000円〜10,000円と様々。
教室によって月謝も雰囲気も違うので、まずは体験レッスンに参加し、内容を確認しましょう。先生との相性も大切です。
簡単な曲が弾けるようになると、自信がついてモチベーションが上がります。
基本がマスターできれば、次は自分が好きな曲にチャレンジ。
家族や友達に披露することを目標に始めてみませんか。
中高年向けのSNSで自分に合った交流を 〜人と社会とつながろう!〜
社会的つながりが乏しい人は、認知症のリスクが高いと言われています。
SNSを活用すれば、人や社会と繋がりやすく、孤独感が軽減されます。
LINEやツイッター、インスタグラムを使ったことがあるという人は多いでしょう。
しかし、これらは更新のスピードも早く、中高年のペースには適さないものもあります。
また、善し悪しにかかわらず大量の情報が流れていますから、個人情報流出や詐欺などのトラブルも多いのが現状。
そこで、おすすめしたいのが中高年向けのSNSです。利用者の保護、犯罪や個人情報流出の防止、悪質なセールスの排除など努め、利用者がより安心して利用できる環境が整っているのが特徴です。
また、利用者は同世代以上なので共通の話題も多く、共感できることも多いでしょう。
同じ趣味の人達とのコミュニティに参加したり、日々の出来事をブログに綴ったり、運営者主催の勉強会やボランティアに参加したりと活動は様々。
適切で適度な情報が提供され、その中で安心して利用できるのが魅力です。
「中高年向けのSNS」で検索すれば、たくさん見つかりますが、運営者がはっきりしていないもの、セキュリティ対策がきちんとしていないものもあるので要注意。
対策が施されていても、使い方によってはトラブルに巻き込まれたり、他人を傷つけたりすることもあるので気をつけましょう。
また、のめり込んで使用し、他者からの評価が気になり、楽しいはずの交流が、ストレスや苦痛になることもあります。
適度な使用を心がけましょう。
まとめ
認知症予防に繋がり、50代からでも楽しめる趣味を3つご紹介しました。
生き生きとしたシニアライフを送るためには、若いころからの準備が大切。
50代だからこそ、今始めるべきです。
そして、楽しいと思う気持ちが趣味には必要。まずは気軽に始めて、長く続けることで、人生を生き生きとさせてくれます。
健康な体づくり、脳への刺激、人との繋がり。
いいことずくめの趣味を、あなたも始めてみませんか。
ペンネーム Hanamaru
人生の後半を自分なりに楽しく、いきいきと過ごすた
めのスキルを学習中です。
介護歴15年。実践で学んだことが、誰かのお役に立てれば幸いです。